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2008年10月 7日 (火)

今宵の月は最高の酒肴

今朝はずっと雨が降っていて、ひんやりした空気の中を駅まで歩きましたが

午後以降は雨もやみ、夕方になるとキレイな茜色に空が染まりましたね。

季節は秋へと移り変わり、17時を過ぎるとあたりはすっかり暗くなりますが、

夜が始まったばかりの空に、ぽうっと浮かぶお月様がやけに綺麗で、思わず見とれてしまい、ある事を思い出しました。

このところ、夢枕獏の陰陽師シリーズを読んでいます

有名な小説なのでおおまかなストーリーはここで省くとして

私が一番このお話で好きなのは、冒頭の『お酒』のシーン♪

主人公である安部晴明と、友人(相棒?)である源博雅が、晴明の屋敷で

庭に生えた季節の草花を愛でながら、縁側で酒を飲み交わす場面があります。

2人は、手酌で静かに杯を傾けながら、各々が自分の好きなペースでお酒を飲み、時に世間話をし、『呪』(しゅ)について語らい、美しい月夜の晩には、目を閉じて虫の鳴き声に耳をすませる、、、この場面の文章を読んでいるだけで、頭の中に映像が浮かんでくるようです。

当時、お酒の肴とは食べ物だけではなく、空の色や頬を伝う風、草花の擦れ合う音など

季節ごとに移り変わる自然すべてを味わえていたんだなと思い、羨ましくなります。

残念な事に、現代では夜になるとあちこちに灯りがつき、車の音は鳴り止まず、野に生えているような草花にもなかなかお目にかかれませんが、今夜の月を眺めながら、きっと、今私が見ているような綺麗なお月様を肴に、さぞかし美味しいお酒を飲んでいたんだろうな、、、と1人で勝手に想像してしまいました。

都会で暮らしながら、ふと目に止まったお月様と、平安時代の酒の肴になったであろうお月様、全く別物のようでいて、実は同じお月様に変わりは無いと思うと、それはそれは不思議な気持ちになりますが、まぁ何はともあれ、いつの時代も月見酒は絶対にうまいはずに違いない!

私も縁側で月見酒を楽しめる風流人になりたいなぁ。。。

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